基本プロフィール
フルネーム | コリン・クリービー |
生年月日 | 1981年5月31日~8月31日の間 |
所属寮 | グリフィンドール |
杖 | 不明 |
出自 | マグル生まれ |
性格
明るく好奇心旺盛
コリンは明るく好奇心旺盛な男子生徒である。マグル生まれであるコリンにとって、魔法界は新鮮そのもので、有名人のハリー・ポッターを中心に、ホグワーツや魔法界について熱心に知りたがる様子が描かれている。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ではカメラを持ち歩き、ホグワーツの様子を撮影していた。コリン曰く、マグルである両親に魔法界のことを見せたい、というのが動機らしい。
僕、いろいろ変なことができたんだけど、ホグワーツから手紙が来るまでは、それが魔法だってことを知らなかったんです。僕のパパは牛乳配達をしてて、やっぱり信じられなかった。だから、僕、写真をたくさん撮って、パパに送ってあげるんです。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第6章:ギルデロイ・ロックハート(コリンのセリフ)
主な活躍
ハリーの熱心な追っかけファン
コリンはハリー・ポッターの熱烈なファンであり、追っかけである。同級生のジニーが密かに思いを寄せる「拗らせ系」であるのに対し、コリンは大々的にハリーを崇拝している。
実は「ハリーの大ファン」というのは意外と珍しい存在である。もちろん、有名な「ハリー・ポッター」は魔法界では誰もが知る存在だが、同級生や上級生からは案外「普通の友達」や「知り合い」程度に思われており、特別視されることは少ない。
一方、コリンはハリーの大ファンであり、ほとんど「信仰」と言っても良いほど熱烈に支持している。ちなみに、コリンは「同担歓迎」であり、弟のデニス・クリービーにも「ハリー・ポッターを布教」している。
ダンブルドア軍団の創設メンバー
コリン・クリービーはダンブルドア軍団の創設メンバーのひとりである。ハリー達の呼びかけで始まった組織に、コリンが参加しない訳はなく、ハリーから闇の魔術に対する防衛術を熱心に学んだ。
そういった経験を活かし、ホグワーツの戦いではヴォルデモート陣営と戦った。
映画での登場は?
コリンの映画での登場は「秘密の部屋」のみである。原作では『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで登場しているが、なぜか映画版では「秘密の部屋」以降は未登場である。
「え?登場してなかった?」と思う方もいると思うが、恐らくそれはナイジェル・ウォルパートである。雰囲気がコリンに似ているような気もするが、別人であり、かつナイジェルは映画オリジナルのキャラクターである。なぜコリンでなく、コリンに似たオリジナルキャラが登場したのかは、謎である。
ナイジェル・ウォルパート(ワーナーブラザース)
交友関係
ダンブルドア軍団
コリン・クリービーの交友関係はそれほど詳しく描かれていないが、ダンブルドア軍団への参加により、寮の垣根を越えて多くの生徒と交流があったことが推察できる。
またコリンはハリー、ハーマイオニー、ロン、ネビルなどには認知されている。また恐らく同学年で同じ寮であるジニー・ウィーズリーや、同級生のルーナとも親しい関係にあった可能性が考えられる。
また実の弟であるデニス・クリービーとは、同じ寮ということもあり、行動を共にしている様子が描かれている。弟のデニスもハリーの大ファンなので、気が合うのだろうと思われる。原作の『炎のゴブレット』では、ハリーを批判する風潮のなか、健気に応援していた二人の様子が描かれている。
クリービー兄弟は「セドリックを応援しよう」バッジを首尾よくごっそり手に入れ、魔法をかけて「ハリー・ポッターを応援しよう」に変えようとしていた。しかし、これまでのところ、「汚いぞ、ポッター」で文字の動きを止めるのが精一杯だった。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第19章:ハンガリー・ホーンテール