基本プロフィール
アーニー・マクミランは、ハリーポッターシリーズに登場するハッフルパフ生の魔法使いである。純血の「マクミラン家」出身である。「アーニー」はファーストネーム「アーネスト」の愛称である。
フルネーム | アーネスト・アーニー・マクミラン |
生年月日 | 1980年4月21日~8月31日の間 |
所属寮 | ハッフルパフ |
杖 | 不明 |
出自 | 純血:聖28一族のマクミラン家 |
性格
自分の意見をまっすぐ伝える
アーニー・マクミランは自分の意見を持ち、それをまっすぐに伝える性格であると言える。
例えば『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で「ハリーがマグル生まれの生徒を襲っているのではないか」という噂が広まった時、その噂の真相を直接ハリーに尋ねている。
これ不可解な事件への恐怖心と、マグル生まれの友人ジャスティン・フィンチ・フレッチリーを心配してとった行動であった。
ハッフルパフ生の恐れていた最悪の事態が現実のものになった。みんな、恐々、アーニーのほうを見た。
「あいつに何の用なんだ?」アーニーが震え声で聞いた。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第11章:決闘クラブ
正直で公平な性格
上記のような言動があった一方、アーニーは自分の間違いを正直に認める性格であるともいえる。
というのも、ハリーがマグル生まれの生徒を襲っていないと明らかになったとき、アーニーは自分の主張とハリーへの態度を謝罪している。
何事もなかったかのように手のひらを返して主張を変える生徒が多いなかで、アーニーの行動は彼の正直で公平な性格を良く表していると言える。
「ハリー、僕は君を一度でも疑ったことを、申し訳なく思っています。君はハーマイオニー・グレンジャーをけっして襲ったりしない。僕がいままで言ったことをお詫びします。僕たちはいま、みんなおんなじ運命にあるんだ。だから――」 アーニーは、丸々太った手を差し出した。ハリーは握手した。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第15章:アラゴグ
主な活躍
ダンブルドア軍団のメンバー
アーニーはダンブルドア軍団の初期メンバーである。
またハリーを「ヴォルデモートが復活した」という嘘を吹聴する変人である、という世論が多い中で、アーニーは当初からハリーの主張を支持し、それを公表した。
「言っておきたいんだけど」よく通る大きな声で、アーニーが言った。
「君を支持しているのは変なのばかりじゃない。僕も君を百パーセント信じる。僕の家族はいつもダンブルドアを強く支持してきたし、僕もそうだ」
「え――ありがとう、アーニー」 ハリーは不意を衝かれたが、うれしかった。アーニーはこんな場面で大げさに気取ることがあるが、それでもハリーは、耳から蕪をぶら下げていない人の信任票には心から感謝した。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第13章:アンブリッジのあくどい罰則
交友関係
アーニーはハッフルパフ生であるが、同じ寮のハンナ・アボットやジャスティン・フィンチ・フレッチリーと友人でるあると考えられる。
またダンブルドア軍団の活動を通じて、ハリーやハーマイオニー、ロン、ルーナ・ラブグッドなど、他の寮生とも交流があった。