魔法省(部署と関連人物)一覧

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ハリーポッターシリーズとファンタスティックビーストシリーズに登場する魔法省の部署とその関連事物をまとめた記事です。ここではイギリスの魔法省に焦点を当てて解説していきます。

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魔法省とは?

魔法省は魔法使いが生活する地域を統括する機関である。魔法界の治安維持および法律の施行に責任を担い、魔法使いがマグルの目から隠れて安全に生活できるよう活動している。魔法省はほんとの国家に設置されており、魔法大臣をトップに運営されている。イギリス魔法省の他に、フランス、アメリカ、ドイツ、日本にも魔法省が存在する。

魔法大臣室/次官室

魔法省のトップである魔法大臣が執務を行う部屋。魔法大臣の秘書として様々な業務を行う次官の部屋も併設されている。

歴代魔法大臣はこちら

次官・補佐官
魔法大臣の補佐役・秘書役を担う役職。魔法大臣の側近という立場でもあるため、魔法省内でも相応の発言力と影響力を持つ。また魔法省で出世するための登竜門である。

  • パーシー・ウィーズリー
  • ドローレス・アンブリッジ

魔法法執行部

魔法法執行部は警察と司法組織の複合機関である。イギリス魔法界の法律の制定および施行を担う部署であるため、魔法省では絶大な権力を持つ巨大な組織である。魔法法執行部はさらに細かく分類され、闇祓いを組織する闇祓い局、魔法警察部隊/魔法警察パトロール、魔法不適正使用取締局、ウィゼンガモット最高裁判所事務局などが存在する。

魔法法執行部は魔法界の治安維持には欠かせない部署であり、この部署での職務経験は魔法大臣に就任するための登竜門となっている。

  • トーキル・トラバース(1920年代の部長)
  • リタ・レストレンジ(1920年代の部長補佐)

闇祓い本部/闇祓い局
闇の魔法使いによる犯罪の抑制および逮捕を専門としている組織。魔法使いを相手にした高い戦闘スキル、高度な変装を用いたスパイ活動などを通じて、魔法界の治安を維持している。闇祓いになるにはホグワーツでの優秀な成績と、最低2年間の訓練を要する。そのため闇祓いはほんの一部のエリートのみで構成されている。

 【局長】

  • バーティ・クラウチ・シニア(1970年代の局長)
  • アメリア・ボーンズ(1990年代の局長)
  • ルーファス・スクリムジョール(1990年代の局長:~第6巻)
  • カヴェイン・ロバーズ(1990年代の局長:第6巻~)
  • パイアス・シックネス(1996年~1997年:ヴォルデモート政権下の局長)
  • コーバン・ヤックスリー(1997年~1998年:ヴォルデモート政権下の局長)
  • ハリー・ポッター(2010年代の局長)

 【一般の闇祓い】

  • テセウス・スキャマンダー
  • アラスター・ムーディ
  • キングズリー・シャックルボルト
  • ニンファドーラ・トンクス
  • ジョン・ドーリッシュ
  • フランク・ロングボトム
  • アリス・ロングボトム
  • プラウドフット
  • サベッジ
  • ウィリアムソン

魔法警察部隊/魔法警察パトロール
魔法界での犯罪を犯した者やそのような容疑をかけられた者を逮捕・連行する役割を担う組織。闇祓いとは異なり、窃盗や暴行などの一般犯罪に対応する。

  • ボブ・オグデン(1920年代の隊員)

魔法不正使用取締局
不適切に使用された魔法に対して取締を行う専門部隊。主に未成年がホグワーツの外で魔法を使った場合などに対処する。

  • マファルダ・ホップカーク(第2巻、第7巻でハリーに通知を贈る)

マグル製品不正使用取締局
魔法が欠けられた物品がマグル界へ流失すること、ならびにマグルがそのような物品で事故に遭った際の対応を行う部署。魔法省でもかなり小規模な組織として知られている。

  • アーサー・ウィーズリー
  • パーキンズ(アーサーの部下)

偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局
ヴォルデモートの復活が明るみになった後に設立された局。ヴォルデモートの復活で魔法界が安全対策に躍起になるなか、偽の保護効果を謳った怪しげな物品が出回ったため、それらに対応するために設立された。

  • アーサー・ウィーズリー(初代局長/10人の部下がいる)

魔法事故惨事部

魔法が原因でおきた事故に対応する専門部門。魔法界での出来事意外に、魔法によるマグル界での事故や怪我にも対応する。魔法を目撃したマグルの記憶を修正する忘却術士本部や、魔法の事故をごまかすために偽の情報をマグル界に流す誤報局が存在する。

忘却術士本部
魔法を目撃したマグルに対して記憶処理を行う機関。マグルの記憶を修正・消去し、魔法による被害を修復する。これまでにマグルによるドラゴンの目撃などに対応してきた。マグルから魔法界の存在を隠すために非常に重要な機関である。

  • アーノルド・ピーズグッド
  • ニーモン・ラドフォード

<誤報室>
魔法による事故が魔法生物が多くのマグルに目撃され、記憶修正では対処できな場合に出動する専門機関。マグルの政府と協力し、魔法の存在を隠すために「誤報」を流す。これまでにネス湖に出現したケルピーという魔法生物を「ネッシー」というUMAとして誤魔化し、魔法生物の隠蔽に成功している。

魔法生物規制管理部

魔法生物の管理および監視を目的とする専門機関。魔法生物をマグルの目から隠したり、魔法生物によるマグル界でのトラブル、ゴブリンや屋敷しもべ妖精といった魔法種族への対応も行う。

  • エイモス・ディゴリー(セドリックの父)
  • ボブ

ゴブリン連絡室
ゴブリンと魔法界が連絡を取り合う際、その窓口となる機関。ゴブリンは気難しく、魔法使いとは文化も慣習も異なるため、高度なコミュニケーション能力とゴブリンに対する知識が必要となる

  • カスバート・モックリッジ(第4巻での室長)
  • ダーク・クレスウェル(7巻での室長/デスイーターに殺害される)

屋敷しもべ妖精転勤室
新しい魔法使いの主人を探す屋敷しもべ妖精に対して働き口を紹介する機関。一時期、ニュートスキャマンダーが勤務していたが、彼曰く「おろしく暇」であるらしい。というのも、通常、屋敷しもべ妖精は死ぬまで一家のために働くため、転勤が必要になることはないからである。

  • ニュート・スキャマンダー

危険生物処理委員会
危険な魔法生物の駆除を担当する部門。

  • ワルデン・マクネア(処刑人/デスイーター)

存在課
存在、つまり実体のある生物を担当する部門。

狼人間援助室
狼人間に対応する部門。なお、ここを訪れる狼人間はほとんどいない。というのも、世間に狼人間であることが知られると、あからさまな差別の対象となるからである。

動物課
魔法生物に関する案件に対応する部門。

ケンタウルス連絡室
ケンタウロスが魔法使いとコミュニケーションを取る際に利用する専門の窓口。なお、この連絡室にケンタウロスが訪れたことはないと考えられる。というのも、ケンタウロスは魔法使いとの接触を避けており、コミュニケーションや援助を全く必要としていないからである。

国際魔法協力部

外国の魔法省との連携や国際的なイベント、魔法アイテムの輸出入の管理などの行う部門。トライウィザードトーナメントやクィディッチのワールドカップなどは、国際魔法協力部の統括の下開催された。

  • バーテミウス・クラウチ・シニア(第4巻時点での部長)
  • パーシー・ウィーズリー(第4巻時点での部長補佐)

魔法運輸部

魔法による移動を専門とする部署。主に煙突飛行ネットワークの監視や、ポートキーの設置や管理などを担当する。また「姿現し/姿くらまし」に関する資格試験や講習も担当する。

煙突飛行規制委員会/煙突ネットワーク庁
暖炉を用いた移動手段「煙突飛行ネットワーク」の運用や管理を担当している。煙突飛行ネットワークは、魔法使いのほとんどの家庭に設置されているが、それにはこの期間の許可が必要である。また、この期間は煙突飛行ネットワークでの移動を監視することができる。

  • エッジコム(職員/マリエッタ・エッジコムの母)

姿現しテストセンター
魔法使いの移動手段である「姿現し」の運用と管理を行う機関。姿現しは17歳以上も魔法使いにのみ使用が許可され、使用にはテストセンターが設ける試験に合格する必要がある。この期間はテストに実施だけでなく、未成年の魔法使いへ「姿現し」の実習も行っている。マグル界でいうところの「自動車教習所」のようなものである。

  • ウィルキー・トワイクロス(姿現しの教務員)

魔法ゲーム・スポーツ部

魔法界で行われるスポーツに関する業務を行う部署。ハリーポッターと炎のゴブレットで行われたクィディッチワールドカップやトライウィザードトーナメントなどはこの部署と国際魔法協力部によって取り仕切られた。

  • ルード・バグマン(部長/元クィディッチのプロ選手)
  • バーサ・ジョーキンズ(職員/アルバニアの森でヴォルデモートに殺害される)

神秘部

魔法省の中でも謎に満ちた部署で、時間・魂・死後の世界・予言・愛といった分野の研究やそれに関連する物品の管理を行う。神秘部で働く者たちは「無言者」と呼ばれ、その名の通り内部の情報を口外することは許されていない。魔法大臣であっても、内部でどのような研究が行われているかを知る事は難しい。

  • オーガスタウ・ルックウッド(デスイーター)
  • ブロデリック・ボード(職員/デスイーターに操られその後殺害される)
  • サウル・クローカー(元職員/呪いの子ではホグワーツの教員)

その他の専門機関

<魔法ビル管理部>
魔法省の建物の設備などを管理する部門。魔法省内の清掃やインテリアのレイアウトなどを行う。

  • レジナルド・カターモール

<魔法試験局>
ホグワーツで実施されるフクロウ試験やニュート試験を取り仕切る機関。

  • グリゼルダ・マーチバンクス
  • トフティ(フクロウ試験の試験官)

<実験的呪文委員会>
映画・原作ではどのような機関なのか描写はないが、恐らく実験で生み出された新しい呪文や魔法の認可や、実験の実施を許諾する部門であると思われる。

  • ギルバート・ウィンプル
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