基本プロフィール
デニス・クリービーは映画未登場の「ハリー・ポッター」シリーズの登場人物のひとりである。コリン・クリービーの実の弟で、ハリー達の3個年下である。
フルネーム | デニス・クリービー |
生年月日 | 1982年~1983年の9月1日~8月31日の間 |
所属寮 | グリフィンドール |
杖 | 不明 |
出自 | マグル生まれ |
性格
兄のコリンと同じように好奇心旺盛
デニス・クリービーは登場が少なく、性格はあまり詳しく描かれていない。とはいえ、少ない描写とエピソードから推察すると、好奇心旺盛な人物であると思われ、実の兄コリン・クリービーとよく似ていると思われる。
コリン同様、ホグワーツへの入学が許可された際には非常に喜び、ホグワーツでの生活を心待ちにしていた。また兄と一緒にダンブルドア軍団へ参加するなど、活発な学生生活を送っている。
「グリフィンドール!」帽子が叫んだ。 ハグリッドがグリフィンドール生と一緒に手を叩く中、デニス・クリービーはニッコリ笑って帽子を脱ぎ、それを椅子に戻し、急いで兄のところにやってきた。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第12章:三大魔法学校対抗試合
主な活躍
貴重な体験?
活躍とはやや違うかもしれないが、デニス・クリービーは貴重な体験をした魔法使いの一人である。ホグワーツの初日に新入生が乗るボートから落下し、魔法生物に助けられたのである。
その時の様子は、デニスが次のように語っている。
「コリン、僕、落っこちたんだ!」デニスは空いた席に飛び込みながら、甲高い声で言った。
「すごかったよ! そしたら、水の中の何かが僕を捕まえてボートに押し戻したんだ!」
「すっごい!」コリンも同じぐらい興奮していた。
「たぶん、それ、デニス、大イカだよ!」
「ウワーッ!」デニスが叫んだ。嵐に波立つ底知れない湖に投げ込まれ、巨大な湖の怪物によってまた押し戻されるなんて、こんなすてきなことは、願ったってめったに叶うものじゃない、と言わんばかりのデニスの声だ。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第12章:三大魔法学校対抗試合