パーバティ・パチルの基本情報:活躍・性格・能力まとめ&解説

ホグワーツの生徒
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基本プロフィール

フルネームパーバティ・パチル(ミドルネームは不明)
生年月日詳細不明(1979年9月2日~1980年9月1日の間)
所属寮グリフィンドール
不明
出自純血・アジア系の顔立ち(パチルという姓はインド系に多い)

性格

明るく社交的

パーバティ・パチルは明るく社交的な性格であると言える。原作のハリポタ・シリーズでは女子生徒同士でのおしゃべりや買い物に興じたりしている様子が描かれている。また交友関係も比較的広いようで、グリフィンドール生であれば彼女の事を知らない人はいないと思われる。

おしゃべり好き

外交的なパーバティ・パチルはおしゃべり好きで、特にラベンダー・ブラウンや双子の姉妹であるパドマ・パチルとは仲良しである。彼女らの「おしゃべりシーン」は映画ではあまり描かれていないが、原作では頻繁に描写されている。

何気ない描写ではあるがパドマ達が楽しそうにキャッキャウフフしているシーンは、ハリポタがホグワーツと言う魔法学校を舞台にした「学園物語」であることを思い起こさせてくれる。巻が進むごとに重苦しい展開が多いハリポタでは、このような描写はとても重要である。

主な活躍

ダンブルドア軍団

パーバティ・パチルはダンブルドア軍団の初期メンバーの一人である。ハリー達が主催したホグズヘッドでの会合や、初回の練習から積極的に活動に参加している主要メンバーである。

ホグワーツの戦い・高い戦闘スキル

パーバティは『ハリー・ポッターと死の秘宝』のホグワーツの戦いに参加したホグワーツ生の一人である。この戦いで、トラーバスやドロホフと言ったデスイーターと交戦し、相手を戦闘不能にしている。

上記の2人はデスイーターの中でも相当な手練れであり、何人もの魔法使いを手にかけてきた猛者である。そのデスイーターを打ち負かしているため、決闘のスキルはかなり高いと言えるだろう。

ディーンはどこからか奪った杖でドロホフに一騎で立ち向かい、パーバティはトラバースと戦っていた。(中略)ディーンがその隙を衝いて、一瞬気を逸らしたその死喰い人を「失神の呪文」で倒した。仕返ししようとしたドロホフを、パーバティが「全身金縛り術」で倒した。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第32章:ニワトコの杖

ハリーのダンス・パートナー

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でパーバティはハリーのクリスマス・ダンスパーティのダンス相手となった。これを活躍と言うと少し変だが、ハリーはダンス相手を見つけるのに苦心しており、快くハリーの誘いを受入れたことはハリーにとってはかなりありがたい存在であると言える。

ハリーの「予期せぬ課題」を終わらせたという点においては、この出来事をパーバティの活躍の一つとしてカウントしても良いと思う。

ハリーは立ち上がってまっすぐにパーバティのところに行き、聞いた。
「パーバティ? 僕とダンスパーティに行かない?」 パーバティはクスクス笑いの発作に襲われた。ハリーは、ローブのポケットに手を突っ込み、うまくいくように指でおまじないをしながら、笑いが収まるのを待った。
「ええ、いいわよ」パーバティはやっとそう言うと、見る見る真っ赤になった。
「ありがとう」ハリーはほっとした。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第22章:予期せぬ課題

交友関係

双子の姉妹

双子の姉妹であるパドマ・パチルは彼女の家族であり親友の一人である。

ちなみに、パドマは映画版のハリポタではグリフィンドール生であるが、原作ではレイブンクロー生である。そのため映画版の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のように2人が一緒にグリフィンドールの談話室にいる様子は描かれていない。

親友

パーバティの無二親友といえばラベンダー・ブラウンである。原作のハリポタでは2人はいつも一緒に行動しておりまさに「ニコイチ」といった関係である。映画ではあまり描かれていないのが残念であるが、原作では二人の仲の良さはかなりの頻度で描写されており、2人のやり取りは「年頃の女生徒」といった雰囲気で微笑ましい。

ラベンダー・ブラウンが甲高い声でクックッと笑った。パーバティ・パチルは自分もクスクス笑いしたいのを顔を歪めて必死でこらえながら、ラベンダーの脇腹を小突いた。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第22章:予期せぬ課題

ルームメイト

パーバティはラベンダーとハーマイオニーとルームメイトである。ラベンダーとは仲良しの様子であるが、ハーマイオニーとの仲は良くも悪くもないといった雰囲気であることが原作で描かれている。

パーバティは占い学を好んで履修しているが、ハーマイオニーは占い学を心底嫌っている。そういった趣味趣向の違いもあり、そこまで互いを深く知る仲ではないようだ。

能力・特技

美貌

パーバティは美人であることが示唆されている。これを能力・特技の項目で扱うのはには違和感を感じるかもしれないが、原作のハリポタで「容姿が優れている」と描写されることは非常に珍しいのだ。男性陣も女性陣も、片手で数えられるくらいしかいない。(そのため、パーバティのルックスを取り上げることは多めに見てほしい。)

パーバティは寮の階段下でハリーを待っていた。とてもかわいい。ショッキング・ピンクのパーティドレスに、長い黒髪を三つ編みにして金の糸を編み込み、両手首には金のブレスレットが輝いていた。クスクス笑いをしていないので、ハリーはほっとした。
「君――あの――すてきだよ」ハリーはぎごちなく褒めた。
「ありがとう」パーバティが言った。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第23章:クリスマス・ダンスパーティ

戦闘・防衛スキル

前項でも少し述べたが、パーバティの戦闘スキルは高い。デスイーターを相手に戦える能力・勇気を持ち合わせていると言える。

また原作の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ではパーバティが発した「粉々呪文(レダクト)」が非常に強力であったことが描写されている。高い呪文の威力から、彼女の戦闘能力はダンブルドア軍団の中でも上位に入る部類であると推察できる。

パーバティ・パチルが強烈な「粉々呪文」を発して、「かくれん防止器」がいくつか載ったテーブルを粉々に砕いてしまったこと。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第19章:ライオンと蛇

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