クィディッチ狂:オリバー・ウッドの基本プロフィール!性格・能力・特徴まとめ

ホグワーツの生徒
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基本プロフィール

フルネームオリバー・ウッド(ミドルネームは不明)
生年月日1977年10月24日~1977年10月30日の間
所属寮グリフィンドール
不明
出自純血もしくは半純血、スコットランド出身

性格

体育会系

オリバー・ウッドは典型的な「体育会系」魔法使いであると言える。と言っても、彼のように「体育会系」を前面に出したスポーツマンはハリポタの物語では珍しい。

ウッドの体育会系たる由縁はクィディッチへの入れ込み具合である。彼がキャプテンを務めていた当時、過酷な練習メニューを組み、選手をみっちりしごき上げていた。練習時だけでなく、練習外でも選手を叱咤激励していた。

ウッドは朝食の間ずっと、選手に「食え、食え」と勧め、自分は何にも口にしなかった。それから、他のグリフィンドール生がまだ誰も食べ終わらないのに、状態をつかんでおくためにピッチに行け、と選手を急かした。選手が大広間を出ていく時、またみんなが拍手した。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第15章:クィディッチ優勝戦

クィディッチ狂い

ウッドは「クィディッチ狂い」である。彼のクィディッチへの思い入れ・やる気は凄まじく、ハリー達を含めるグリフィンドール選手でも、ウッドの熱量に圧倒される様子が頻繁に描かれている。原作の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ではウッドのギラギラしたやる気が次のように描かれている。

「にゃにごとなの?」とハリーは寝呆け声を出した。
「クィディッチの練習だ! 起きろ!」ウッドが怒鳴った。 ハリーは薄目を開けて窓を見た。ピンクと金色の空に、うっすらと朝靄がかかっている。目が覚めてみれば、こんなに鳥が騒がしく鳴いているのに、よくも寝ていられたものだと思った。
「オリバー、夜が明けたばかりじゃないか」ハリーは嗄れ声で言った。
「そのとおり」 ウッドは背が高くたくましい六年生で、その目は、いまや普通とは思えない情熱でギラギラ輝いていた。
「これも新しい練習計画の一部だ。さあ、箒を持て。行くぞ」ウッドが威勢よく言った。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第7章:穢れた血と幽かな声

またウッドがクィディッチの話をする際は、どうも正気とは思えない雰囲気を醸し出しているようである。原作の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』ではクィディッチの作戦会議を行うウッドは次のように描かれている。

「しかしだ、わかってるのは、俺たちが最高の――学校――一の――強烈な――チームだって――ことだ」 オリバーは一言一言に、パンチを手のひらに叩き込んだ。おなじみの、正気とは思えない目の輝きだ。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第8章:「太った婦人」の逃走

主な活躍

グリフィンドールのクィディッチ・キャプテン

ウッドの活躍といえば、やはりクィディッチ関連である。原作の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』ではグリフィンドールをクィディッチ優勝に導いた立役者である。映画では全く描かれておらず、非常に残念であるが、グリフィンドールの優勝は間違いなくウッドの厳しい指導の賜物であると言ってよい。

映画での活躍は微妙…?

一方、映画版のハリポタでは、ウッドのクィディッチでの活躍は微妙である
それどころか、不運な描写が多く描かれており、原作の様子とは全く異なる。

映画版の「ハリー・ポッターと賢者の石」ではブラッジャーが腹部に当たり、そのまま箒から落下した。また「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では暴走したブラッジャーがウッドの箒の柄の部分に当たり、箒が粉砕されている

上記の描写はすべて映画オリジナルであり、原作ではこのような展開は一切ない。むしろ原作では最後まで全線でプレーを続け、チームを最後まで率いており、タフな様子が描かれている。

ホグワーツの戦い

ウッドは『ハリー・ポッターと死の秘宝』のホグワーツの戦いにも参加し、ハリー側の勝利に貢献した。ヴォルデモート陣営と一時的に休戦となった際は、戦いの中で怪我を負った人物や死亡した人物の救護や遺体の回収を行っている様子が描かれている。

「考えてみりゃ、おい、ネビル、俺一人で大丈夫だよ」 オリバー・ウッドはそう言うなり、○○○の両腕と両腿を握って肩に担ぎ上げ、大広間に向かった。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第34章::再び森へ(ネタバレ防止のため当サイト管理人により一部伏字)

映画版の「ハリー・ポッターと死の秘宝」でもウッドは一応登場している。ホグワーツの戦いのシーンで、数名が箒に乗り攻撃を仕掛ける場面が描かれているが、その際に先頭で指揮を執っていたのがオリバー・ウッドであった。

交友関係

クィディッチ・チーム

クィディッチ・チームのキャプテンとして長く活動していたため、グリフィンドールの選手とは長い付き合いがあった。フレッド&ジョージ・ウィーズリー、アリシア・スピネット、アンジェリーナ・ジョンソンなどである。またウッドの先輩としてチャーリー・ウィーズリーとも交友関係があった可能性がある。

クィディッチで一番話が合う人?

ウッドはクィディッチ狂人であるが、グリフィンドールにはもう一人クィディッチ狂人がいる。それは、マクゴナガル先生だ。彼女はクィディッチの事になるとIQが3まで下がってしまう。ウッドと同等の熱量を持ってクィディッチの話ができるのは、恐らくマクゴナガル先生くらいだろう。

以下は原作の『ハリー・ポッターと賢者の石』で、マクゴナガル先生がハリーをシーカーとして抜擢した時の場面である。ウッドとマクゴナガル先生のやり取りは、一切の無駄がないつまり、同じレベルでの「クィディッチ話」が可能な証拠である。

「この子は、いま手に持っている玉を、十六メートルもダイビングしてつかみました。かすり傷ひとつ負わずに。チャーリー・ウィーズリーだってそんなことできませんでしたよ」 ウッドは夢が一挙に実現したという顔をした。
「ポッター、クィディッチの試合を見たことあるかい?」ウッドの声が興奮している。
「ウッドはグリフィンドール・チームのキャプテンです」先生が説明してくれた。
「体格もシーカーにぴったりだ」 ウッドはハリーの周りを歩きながらしげしげ観察している。
「身軽だし……すばしこいし……ふさわしい箒を持たせないといけませんね、先生――ニンバス2000とか、クリーンスイープの7番なんかがいいですね」
「私からダンブルドア先生に話してみましょう。一年生の規則を曲げられるかどうか。是が非でも去年よりは強いチームにしなければ。あの最終試合でスリザリンにペシャンコにされて、私はそれから何週間もセブルス・スネイプの顔をまともに見られませんでしたよ……」
『ハリー・ポッターと賢者の石』第9章:真夜中の決闘

能力・特技

プロ・クィディッチ選手

ウッドはホグワーツを卒業した後、プロのクィディッチ選手の道へと進んだ。このことは原作の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で明らかになった。クィディッチ狂いのウッドの事なので、この進路には特段驚きはしないだろう。

一方で、プロの道に進んだことで、ただクィディッチに夢中なだけでなく、確かな技術を持ち合わせていることも明らかになった。

ハリーの寮のクィディッチ・チームのキャプテンだったオリバー・ウッドもいた。ウッドは、卒業したばかりだったが、自分のテントにハリーを引っ張っていき両親にハリーを紹介したあと、プロチームのパドルミア・ユナイテッドと二軍入りの契約を交わしたばかりだと興奮してハリーに告げた。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第7章:バグマンとクラウチ

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