基本プロフィール
| フルネーム | ロナルド・ビリウス・ウィーズリー（愛称：ロン） |
| 生年月日 | 1980年３月１日 |
| 所属寮 | グリフィンドール |
| 杖 | 最初の杖：トネリコの木材、ユニコーンの尻尾の毛、30センチ ２本目の杖：ヤナギの木材、ユニコーンの尻尾の毛、35センチ （他、数本の杖の所有者となる➡詳細はこちら） |
主な活躍
ヴォルデモート卿を討伐するためにハリーとハーマイオニーと分霊箱を破壊しただけでなく、ロンの作中での活躍は多い。映画では控えめに描かれているが、原作では度々称賛の的になっている。
ヴォルデモート討伐関連
- 秘密の部屋に入り、ジニーの救出と「リドルの日記」の破壊に貢献
- 分霊箱の「スリザリンのロケット」を破壊
- 蛇語を使って秘密の部屋からバジリスクの牙を収集し「ハッフルパフのカップ」の破壊に貢献
- 「人さらい」の集団を撃退し杖を奪う（結果、ハリーの武器となる）
ホグワーツ関連
- 賢者の石を守るチェスを突破
- 秘密の部屋の事件を解決し「ホグワーツ特別功労賞」を受賞
- クィディッチのキーパーに選ばれ、リーグ優勝に貢献
- ダンブルドア軍団の主要メンバーとして組織の設立に携わる
交友関係
ロン・ウィーズリーの交友関係は広いとも狭いとも言えない。ハリーとハーマイオニー以外の友人はいるものの、彼らと多くの時間を過ごしているような描写が少ないからである。それでも、ハリーとハーマイオニーの友人はロンの友人でもあることが多い。
ルームメイト
- ハリー・ポッター
- ネビル・ロングボトム
- シェーマス・フィネガン
- ディーン・トーマス
元恋人
- ラベンダー・ブラウン
子分？
- ナイジェル・ウォルパート
※映画版「ハリー・ポッターの炎のゴブレット」でハリーのサインをあげるという条件のもと、子分のような関係を築いていた。
能力・特技
ハリーやハーマイオニーの陰に隠れがちだが、ロンも能力が高く才能豊かな魔法使いの一人である。
- 魔法界の遺物・アイテムに関する知識（透明マントやパーセルタング等）
- クィディッチのキーパーとしての技術
- チェスの達人（マクゴナガル先生を負かすほど）
- 空飛ぶ車の運転
- 旺盛な食欲（たくさん食べてて偉い）
- 蛇語を耳で聞いて喋ることができる
性格
明るく周囲を和ませるタイプ
冗談をよく言い、周囲を和ませる言動が多く、基本的に明るい性格をしている。ハリーとハーマイオニーと一緒にいるときも冗談や皮肉っぽい発言が目立つ。時に口が災いを呼び、女性陣から引かれることもあるが、それもロンのお茶目な点である。
（とはいえ、読者の皆様はくれぐれもセクハラ発言などはご注意を。）
「冥王星、最後尾の惑星ですわ」トレローニー先生が星座表を覗き込んで言った。
「ドンケツの星か……。ラベンダー、君のドンケツ、ちょっと見せてくれる？」
ロンが言った。 ロンの下品な言葉遊びが、運悪くトレローニー先生の耳に入ってしまった。たぶんそのせいで、授業の終わりに、どさっと宿題が出た。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第13章：マッド-アイ・ムーディ
自信が無いことも…
一方で優秀な兄弟に囲まれて育ったためか、自身の能力を過小評価したり、卑下したりするなど自信の無さがうかがえる側面もある。ハリーの親友であるがために彼の活躍の陰に隠れがちであるため、時折ハリーに対しても劣等感や嫉妬を募らせてしまこともあり、ナイーブな一面もある。実際、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」ではその感情が爆発してしまい、ハリーと険悪な雰囲気になってしまった（以下参照）。
「何もあなたが頼んだわけじゃない……でも――ウーン――あのね、ロンは、家でもお兄さんたちと比較されてばっかりだし、あなたはロンのいちばんの親友なんだけど、とっても有名だし――みんながあなたを見るとき、ロンはいつでも添え物扱いだわ。でも、それに堪えてきた。一度もそんなことを口にしないで。でも、たぶん、こんどというこんどは、限界だったんでしょうね……」
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第18章：杖調べ（ハーマイオニーがロンの気持ちを推測する場面）
努力家で実直
しかし、基本的に正義感が強く、やると決めたことにはしっかりと向き合い、コツコツと目標に向かって努力を重ねる実直な性格も持ち合わせている。例えば原作では、ロンはクィディッチの代表選手になるため、ハリーとハーマイオニーに隠れて毎晩練習を重ねていた様子が描かれている。
「それ、すばらしいよ！ 君がチームに入ったら、ほんとにグーだ！ 君がキーパーをやるのを見たことないけど、上手いのか？」
「下手じゃない」ロンはハリーの反応で心からほっとしたようだった。
「チャーリー、フレッド、ジョージが休み中にトレーニングするときは、僕がいつもキーパーをやらされた」
「それじゃ、今夜は練習してたのか？」
「火曜日から毎晩……独りでだけど。クアッフルが僕のほうに飛んでくるように魔法をかけたんだ。だけど、簡単じゃなかったし、それがどのぐらい役に立つのかわかんないし」ロンは神経が昂って、不安そうだった。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第13章:アンブリッジのあくどい罰則（ロンが秘密の練習を打ち明けた場面）
