基本プロフィール
フルネーム | ケイティ・ベル(ミドルネーム不明) |
生年月日 | 1978年9月1日~1979年8月31日の間 |
所属寮 | グリフィンドール |
杖 | 不明 |
出自 | 純血もしくは半純血 |
性格
ケイティ・ベルは原作のハリポタ・シリーズでは『賢者の石』から『死の秘宝』までの全7巻に登場するキャラクターであるが、それほど描写が多いわけでない。それでもケイティの性格が垣間見えるエピソードがあるので、それをもとに考察&解説していく。
勝負事に真剣
ケイティ・ベルは勝負ごとにこだわる性格であることが窺える。原作の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、ハリーがトライウィザードトーナメントの代表選手に選ばれた際、次のように発言している。ケイティはクィディッチでハッフルパフに負けたことが相当悔しかったようだ。
「ハリー、ディゴリーに、この前のクィディッチ戦のお返しができるわ!」グリフィンドールのもう一人のチェイサー、ケイティ・ベルが甲高い声を上げた。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第17章:四人の代表選手
また原作の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』では、グリフィンドールのクィディッチ選手を選抜する際、ハリーに次のように発言している。たとえ選手歴が長いとはいえ、自分を贔屓しないように注意を促す姿勢から、勝負ごとに真剣であることが窺える。
「君は選抜なんか必要ない。五年間ずっと君のプレイを見てきたんだ」
「最初からそれじゃいけないな」 ケイティが警告するように言った。
「わたしよりずっと上手い人がいるかもしれないじゃない。これまでだって、キャプテンが古顔ばっかり使ったり、友達を入れたりして、せっかくのいいチームをだめにした例はあるんだよ」
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第9章:謎のプリンス
主な活躍
クィディッチの選手
ケイティはホグワーツ2年時の頃からクィディッチのチェイサーとして活躍していた。体格の良い上級生を抑え、レギュラーの座を勝ち取っていることから、相当な腕前であることが窺える。さらにクィディッチは男女混合のため、上級生の男子生徒との競争にも勝っていることになる。
また原作の『ハリーポッターとアズカバンの囚人』『不死鳥の騎士団』では、グリフィンドール・チームの優勝メンバーとなっている。クィディッチにおいては、作中でもかなりの上級者であると言える。
ダンブルドア軍団での活動
ケイティ・ベルはダンブルドア軍団の初期メンバーの一人である。ハリー達とももに闇の魔術に対する防衛術の技術を磨いた仲間である。
ホグワーツの戦い
ケイティは『ハリー・ポッターと死の秘宝』で起きたホグワーツでの最終決戦に参加し、勝利に貢献した魔女の一人である。『死の秘宝』時点ではすでに卒業していたが、決戦が始まる前にホグワーツに集合し、戦いに参加した。その後、無事に生還している。
交友関係
クィディッチ関係
ケイティはグリフィンドールのクィディッチ選手と交流が深い。特に一つ年上のアンジェリーナ・ジョンソン、アリシア・スピネットとは、同じチェイサーを務める同性の友人として頻繁に交流している様子が描かれている。
以下は『アズカバンの囚人』でキャプテンのオリバー・ウッドがハッフルパフのセドリック・ディゴリーについて語る場面である。3人が集まると体育会系の雰囲気があるクィディッチにも「女子っぽい」雰囲気が加わる。
アンジェリーナ、アリシア、ケイティの三人が急にクスクス笑いをした。
「なんだ?」この一大事に不謹慎なと、ウッドは顔をしかめた。
「あの背の高いハンサムな人でしょう?(注:セドリックのこと)」アンジェリーナが言った。
「無口で強そうな」とケイティが言うと、三人でまたクスクス笑いが始まった。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第9章:恐怖の敗北
ハリー・ポッターと謎のプリンス
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」では、「リーアン」という女生徒がケイティの友達として登場している。2人で「3本の箒」に行っていたことから、親しい仲であると思われる。