ハリポタ魔法界の重要アイテムである「杖」。
その素材や強さ、持ち主などを解説しています。
ハリポタにおける杖とは?
杖は魔法を使うために必要な魔法アイテム。
ほとんどの魔法使いは杖を介して様々な魔法を使う。
魔法使いであれば、基本的にどんな物を介してでも魔法を使うことができ、杖が無くても魔法を発動することができる。それでも杖が広く利用されているのは、杖が魔法を最も効率よく・確実に使用することを可能にしているからである。
杖は魔法使いが「発明」した最も重要な魔法アイテムの一つと言える。
➡杖を使わない魔法「杖なし魔法」についてはこちら
杖の素材
杖の素材は、杖を形作る「材木」と、魔力を持った「芯」から構成される。
木材はスギやオークなど、一般的な樹木が用いられる。
一方、芯は魔力を持つ魔法生物(ドラゴンや不死鳥など)の体の一部が使用される。
➡杖の「芯」に関する説明はこちら
➡杖の「材木」に関する説明はこちら
杖のスペック(強さ)
杖のスペックは主に以下の要素の組み合わせよって決まる。
それらが最適なバランスで組み合わさると、魔法の杖としての能力を発揮する。
- 杖の芯
杖の中心部に組み込まれる素材。魔法生物の体の一部が用いられる。 - 木材
杖を形作る材木。一般的な木々が用いられる。 - 長さ
杖の芯の特徴や材木との組み合わせによって長さが変わる。 - 柔軟性
木材によってはしなりがあったり、振り心地に影響する。 - 魔法使いとの相性
杖と魔法使いの相性は、最終的な杖の能力に直結する。
相性が悪ければ、杖は真価を発揮できない。
<魔法使いとの相性>
持ち主の魔法使いと杖の「相性」は杖の最終的な強さを左右する要素の一つである。
どんなに強力な杖であっても、持ち主との相性が悪ければ、杖は期待通りの力を発揮しない。オリバンダー曰く、杖の強さはそれらの要素が完璧に合わさって、初めて最大の力を発揮することができるという。
「いやしくも魔法使いなら、ほとんどどんな道具を通してでも魔法の力を伝えることはできる。しかし最高の結果は必ず、魔法使いと杖との相性がいちばん強いときに得られるはずじゃ。こうしたつながりは、複雑なものがある。最初に惹かれ合い、それからお互いに経験を通して探求する。杖は魔法使いから、魔法使いは杖から学ぶのじゃ」
『ハリーポッターと死の秘宝』第24章:杖作り(オリバンダーのセリフより)
杖の製造方法
杖の製造は「杖作り」と呼ばれる職人が行う。
基本的な杖の構成はどの杖作りも同じだが、材料の組み合わせには独自性があり、
細かな製造技法は杖作りごと異なる。そのため、杖作りごとに杖の個性や地域性が生まれている。
➡杖を作る職人「杖作り」の一覧はこちら
登場キャラクターの杖一覧
杖の素材や特性が判明しているキャラクターの一覧。
<ホグワーツの生徒>
- ハリー・ポッターの杖
- ハーマイオニー・グレンジャーの杖
- ロン・ウィーズリーの杖
- ネビル・ロングボトムの杖
- ジニー・ウィーズリーの杖
- シェーマス・フィネガンの杖
- ルーナ・ラブグッドの杖
- チョウ・チャンの杖
- セドリック・ディゴリーの杖
- ドラコ・マルフォイの杖
- スコーピウス・マルフォイの杖
- アルバス・ポッターの杖
<ホグワーツの教員>
- アルバス・ダンブルドアの杖
- ミネルバ・マクゴナガルの杖
- セブルス・スネイプの杖
- リーマス・ルーピンの杖
- クィリナス・クィレルの杖
- ギルデロイ・ロックハートの杖
- シビル・トレローニーの杖
- ドローレス・アンブリッジの杖
- ホラス・スラグホーンの杖
- ルビウス・ハグリッドの杖
- シルバヌス・ケトルバーンの杖
<不死鳥の騎士団メンバー>
- シリウス・ブラックの杖
- リリー・ポッター(エバンズ)の杖
- ジェームズ・ポッターの杖
<ヴォルデモート陣営>
- ヴォルデモートの杖
- ベラトリックス・レストレンジの杖
- ルシウス・マルフォイの杖
- ナルシッサ・マルフォイの杖
- ピーター・ペティグリューの杖
- フェンリール・グレイバックの杖
<ボーバトン魔法アカデミー>
- フラー・デラクールの杖
<ダームストラング>
- ビクトール・クラムの杖
<ファンタスティック・ビーストシリーズ>
- ニュート・スキャマンダーの杖
- セラフィーナ・ピッカリーの杖
- ティナ・ゴールドスタインの杖
- クイニー・ゴールドスタインの杖
- ゲラート・グリンデルバルドの杖
<その他>
- ニコラス・フラメルの杖
- ギャリック・オリバンダーの杖
- グレゴロビッチの杖
- セレスティナ・ワーベックの杖
- メアリー・カーターモールの杖
- カドガン卿の杖